ニュース速報

ビジネス

テスラ、北米でEV価格を最大6%引き下げ 中国でも

2020年05月27日(水)18時48分

 5月27日、米電気自動車(EV)大手のテスラは27日、北米での価格引き下げを発表した。写真はテスラの「モデルX」。上海で8日撮影(2020年 ロイター/Yilei Sun)

[北京 27日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手のテスラは、数週間にわたるロックダウン(都市封鎖)で自動車需要が落ち込んだことを受けて、北米でのEV価格を最大6%引き下げた。

また、セダン「モデルS」およびスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」の新たな顧客について急速充電サービス「スーパーチャージャー」は今後無料ではなくなると発表した。

調査会社JDパワーのデータによると、米国の4月自動車小売販売は前年同月から半減する見込み。ただ、同社によると、5月の販売は抑えられていた需要や大半の自動車メーカーによるインセンティブで改善する見通し。

同社のウェブサイト(27日時点)によると、モデルSのスターティングプライスは7万4990ドル。7万9990ドルから引き下げられた。

モデルXの現在の価格は7万9990ドルで、8万4990ドルから引き下げられた。最も安いセダン「モデル3」は2000ドル引き下げられ、3万7990ドル。

テスラはまた、中国での価格も引き下げた。これは米国での価格調整を受けた通常通りの対応で、モデルXとモデルSの価格を4%前後引き下げた。

同社中国法人は中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で、モデルSとモデルXの輸入車価格を引き下げたとしつつ、現地生産のモデル3の価格は据え置くことを明らかにした。

*内容を追加して再送します。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

マネーストックM3、10月は前年比1.0%増 伸び

ワールド

韓国情報機関の前トップ逮捕、戒厳令巡り 裁判所が逮

ビジネス

英中銀副総裁、ステーブルコイン規制緩和は金融安定性

ワールド

COP30、先住民デモ隊と警備隊が会場入り口で衝突
MAGAZINE
特集:世界最高の投手
特集:世界最高の投手
2025年11月18日号(11/11発売)

日本最高の投手がMLB最高の投手に──。全米が驚愕した山本由伸の投球と大谷・佐々木の活躍

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ギザのピラミッドにあると言われていた「失われた入口」がついに発見!? 中には一体何が?
  • 2
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評家たちのレビューは「一方に傾いている」
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    コロンビアに出現した「謎の球体」はUFOか? 地球外…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「流石にそっくり」...マイケル・ジャクソンを「実の…
  • 8
    冬ごもりを忘れたクマが来る――「穴持たず」が引き起…
  • 9
    【銘柄】エヌビディアとの提携発表で株価が急騰...か…
  • 10
    【クイズ】韓国でGoogleマップが機能しない「意外な…
  • 1
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 2
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎の存在」がSNSで話題に、その正体とは?
  • 3
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 4
    『プレデター: バッドランド』は良作?駄作?...批評…
  • 5
    「座席に体が収まらない...」飛行機で嘆く「身長216c…
  • 6
    ドジャースの「救世主」となったロハスの「渾身の一…
  • 7
    「遺体は原型をとどめていなかった」 韓国に憧れた2…
  • 8
    筋肉を鍛えるのは「食事法」ではなく「規則」だった.…
  • 9
    「路上でセクハラ」...メキシコ・シェインバウム大統…
  • 10
    クマと遭遇したら何をすべきか――北海道80年の記録が…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 7
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 10
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中