ニュース速報

ビジネス

カナダ中銀、必要となれば追加刺激策の実施が可能=総裁

2020年05月27日(水)07時57分

カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁(写真)は26日、同国経済が新型コロナウイルス流行の危機から回復するのに伴い、中銀は2%のインフレ目標を達成するために必要となれば一段の金融刺激策を実施できるとの見方を示した。3月5日、トロントで撮影(2020年 ロイター/Chris Helgren)

[オタワ 26日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は26日、同国経済が新型コロナウイルス流行の危機から回復するのに伴い、中銀は2%のインフレ目標を達成するために必要となれば一段の金融刺激策を実施できるとの見方を示した。

中銀は新型コロナの感染拡大を受け、政策金利をこれまでに3回引き下げ、過去最低の0.25%にするとともに、金融市場の緊張を和らげるため大規模な債券買い入れプログラムを初めて導入した。

新型コロナ危機と原油価格の急落を受けて、同国の4月の消費者物価指数(CPI)は2009年以降で初めて前年比でマイナスとなった。

ポロズ総裁は議会上院の委員会で「インフレ率を目標に回帰させるには、景気を安定化させた上で国内総生産と雇用を潜在的水準に戻す必要があるとわれわれは承知している」と述べた。

「インフレ目標を達成するために一段の金融刺激策が必要となれば、中銀は刺激策を講じるために必要な手段を有している」とした。

この日は、来週退任するポロズ氏が総裁として公の場で発言する最後の機会となった。総裁はまた、中銀は金融市場の円滑な機能を支援するために導入したプログラムの規模を拡大する用意があると改めて表明した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

再送米と「駆け引き」なら高関税、トランプ氏警告 最

ワールド

トランプ氏の機密文書持ち出し事件、米地裁が報告書公

ビジネス

インフレと金利は良好な状態、任期全うが基本方針=E

ビジネス

米ハイテク大手4社のAI投資、26年は6500億ド
MAGAZINE
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア
2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 3
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面を突き破って侵入する力の正体が明らかに
  • 4
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 5
    ペットとの「別れの時」をどう見極めるべきか...獣医…
  • 6
    揺れるシベリア...戦費の穴埋めは国民に? ロシア中…
  • 7
    少女買春に加え、国家機密の横流しまで...アンドルー…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 3
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体には濾過・吸収する力が備わっている
  • 4
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 7
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    オートミール中心の食事がメタボ解消の特効薬に
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中