ニュース速報

ビジネス

台湾輸出受注、10月は12カ月連続のマイナス 近く回復の可能性

2019年11月20日(水)19時39分

[台北 20日 ロイター] - 台湾経済部が発表した10月の輸出受注は、前年同月比3.5%減の472億8000万ドルと、12カ月連続で減少した。ただ、ロイターがまとめた予想(3.76%減)や9月の4.9%減に比べて小幅なマイナスとなった。

経済部は、ホリデーシーズンを控え、スマートフォンやウエアラブル端末を含むエレクトロニクス製品の需要が回復していると指摘。しかし貿易戦争を巡る先行き不透明感が広がり、商品相場が低迷する中、市場は「様子見」姿勢をとっており、輸出受注の伸びを抑えたと説明した。

経済部統計部門の幹部は「受注は12月に再びプラスになるかもしれない」と述べ、2019年通年の受注は前年比4─6%減少する可能性があるとした。「米中の貿易摩擦が、機械類など従来の製品の受注に打撃を与えている」と付け加えた。

経済部は11月の輸出受注について、前年比1.4─3.5%減少すると予想。5G技術や人工知能(AI)を含む新たな技術の需要は増加しており、今後数カ月の受注を押し上げるとの見方を示した。

マスターリンク・セキュリティーズ・インベストメント・アドバイザリーのエコノミスト、ジョニー・チン氏は「米アップルの新型スマートフォンの販売が好調で、通信関連の受注を押し上げる可能性が高い」 と述べた。

米国からの受注は前年比3.0%減。9月は1.8%減だった。

中国からの受注は7.3%減。9月は3.0%減だった。

欧州からの受注は5.1%増、日本からの受注は15.1%減だった。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ゴールドマンとシティ、パリの従業員を在宅勤務 爆破

ワールド

英企業、エネ価格急騰で値上げ加速へ 雇用削減見込む

ビジネス

テスラの中国製EV販売、2四半期連続増 3月単月も

ワールド

台湾、東沙諸島の防衛強化へ 中国の活動活発化で=政
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イラン恐怖」の正体
  • 3
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経済政策と石油危機が奏でる「最悪なハーモニー」
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 6
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 7
    北京に代わる新都市構想は絵に描いた餅のまま...大幅…
  • 8
    カンヌ映画祭最高賞『シンプル・アクシデント』独占…
  • 9
    「え、なんで?」フライト中に操縦席の窓が覆われて…
  • 10
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    ヘンリー・メーガン夫妻の豪州訪問に3万6000人超の反対署名...「歓迎してない」の声広がる
  • 3
    「水に流す」日本と「記憶する」韓国...気候と地理が育んだ「国民意識の違い」とは?
  • 4
    記憶を定着させるのに年齢は関係ない...記憶の定着度…
  • 5
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 6
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 7
    中国最大の海運会社COSCOがペルシャ湾輸送を再開──緊…
  • 8
    映画『8番出口』はアメリカでどう受け止められた?..…
  • 9
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 10
    オランウータンに「15分間ロックオン」された女性のS…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中