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発見された油田、イランで2番目の規模に=ザンギャネ石油相

2019年11月11日(月)22時47分

  11月11日、イランのザンガネ石油相(写真)は、同国南西部フゼスタン州で発見された新たな油田が同国で2番目の規模を持つと語った。OPECの会合に出席したザンガネ氏。7月1日、オーストリアのウィーンで撮影(2019年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ジュネーブ 11日 ロイター] - イランのザンギャネ石油相は11日、同国南西部フゼスタン州で発見された新たな油田が同国で2番目の規模を持つと語った。イラン石油省傘下のシャナ通信が報じた。

この油田の推定埋蔵量は530億バレル。この地区では2016年に探査が始まり、これまでに310億バレルの埋蔵が発見されていたが、今回220億バレルが新たに発見されたと同相は説明した。

同相によると、回収率が10%であれば、イランの石油生産能力が約22億バレル上積みされることになるという。

同相は、新油田が今後さらに南西および南東方向に拡張される可能性があるとの見通しも示した。

米エネルギー情報局(EIA)によると、イランは石油埋蔵量で世界第4位で、天然ガスの埋蔵量は同2位。

IEAのウェブサイトによると、イランの2018年1月時点での確認原油埋蔵量は1570億バレル。

*見出しと本文の一部表記を修正しました。

ロイター
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