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ドル指数約4カ月ぶり高水準、ミュンヘン乱射事件受けユーロ下落=NY市場

2016年07月23日(土)07時26分

 7月22日、NY外為市場で、米国とその他の国の金融政策の方向性の違いが再び意識されたことで、ドル指数が約4カ月ぶりの水準に上昇した(2016年 ロイター/Kham)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - ニューヨーク外為市場で、米国とその他の国の金融政策の方向性の違いが再び意識されたことで、ドル指数が約4カ月ぶりの水準に上昇した。ドイツのミュンヘンで銃乱射事件が発生し複数の死傷者が出ているとの報道を受け、ユーロは対ドルで英国が欧州連合(EU)離脱を決めた翌日以来の安値を更新した。

ドル指数<.DXY>は0.5%上昇の97.487まで上昇。3月10日以来の高水準を付けた。週間では5週連続の上昇となる。

経済指標が米国ではおおむね好調に推移する一方で他の国では軟調となるなか、連邦準備理事会(FRB)と他の主要中銀の政策の方向性の違いが再び意識され、外為市場ではこのところドル高基調となっている。

この日発表のマークイットの7月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は市場予想を超え約1年ぶりの高水準をつけた一方、欧州では英国のPMIが統計開始以来の下げを記録、ユーロ圏では2015年1月以来の低水準となるなど低調。

テンパス(ワシントン)の外為ストラテジスト、フアン・ペレス氏は「米国では経済指標は一貫性を持って安定しているが、英国のEU離脱決定以降、ユーロ圏、および英国では製造業とサービス業の双方の基礎的条件が危機にさらされている。このため、この日に見られたような動きが出ている」としている。

ユーロ/ドルは下落。ドイツ南部のミュンヘンで買い物客で賑わうショッピングセンターで銃乱射事件が発生し複数の死傷者が出ているとの報道を受け、ユーロは対ドルで英国がEU離脱を決めた翌日の6月24日以来の安値を付けた。終盤の取引で0.6%安の1.0962ドルで推移している。

ドル/円は上昇。終盤の取引で0.35%高の106.16円で推移している。

ロイター
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