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台湾のAIIB参加、中国「名称適切なら歓迎」

2015年04月01日(水)14時59分

 4月1日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への台湾の参加について、中国政府は「適切な」名称を使用する限り歓迎するとの意向を示した。台北で2011年10月撮影(2015年 ロイター/Pichi Chuang)

[北京 1日 ロイター] - 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)への台湾の参加について、中国政府は「適切な」名称を使用する限り歓迎するとの意向を示した。新華社が1日報じた。

中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬曉光報道官によると、同室は台湾からAIIB参加の意向について書簡で連絡を受け、AIIBに送ったという。

馬報道官は「AIIBは開かれた組織である」と表明。「われわれは、適切な名称を使用するなら台湾の参加を歓迎する」と述べた。

米国など大半の国々は、中国からの圧力を受けて台湾を国家として認めておらず、台湾は国連や世界銀行、国際通貨基金(IMF)にも加盟していない。ただ、アジア開発銀行には「Taipei,China」の名前で参加している。

*見出しの体裁を修正します。

ロイター
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