ニュース速報

ファーウェイ、機器購入への補助金活用禁止する米政府案に反対

2019年06月13日(木)10時00分

[ワシントン 12日 ロイター] - 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]は12日、携帯通信会社が政府の補助金を使ってファーウェイ製品を購入することを禁止する米政府の計画に反対を表明した。

米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長は2018年3月、米通信ネットワークに安全保障上のリスクをもたらす企業からの機器・サービス購入に「ユニバーサルサービス基金」の資金を活用することを禁止する提案を行う意向を明らかにし、議会への書簡で懸念のある企業としてファーウェイに言及した。

ユニバーサルサービス基金は、遠隔地や学校・図書館、低所得者などへの通信サービス提供で必要な機器の購入を補助する制度。

提案はまだ行われていないが、パイ委員長は5月の議会公聴会で、計画への支持をあらためて表明した。またFCC委員の1人は、米通信ネットワークに既に設置されている当該機器を撤去すべきかどうか意見を求めた。

ファーウェイは12日、FCCに提出した文書で、提案が実施されても安全保障の保護には全く寄与しないとし、設置済みのファーウェイ機器の撤去を義務付ければ地方ネットワークの安定が損なわれる恐れがあると指摘した。

ルール作りについて話し合うためFCC委員に面会を要請したものの拒否されたとも主張した。

さらに、米国でのファーウェイ製品販売を禁止すれば世界貿易機関(WTO)のルールに「違反する可能性が高い」とも指摘。「FCCは根拠のない『安全保障上の懸念』を口実に、国際的な貿易協定に違反するリスクを冒すべきではない」と訴えた。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=円、対ドルで24年7月以来の安値 財

ワールド

黒海で石油タンカー2隻にドローン攻撃、ロシア南部に

ワールド

トランプ氏、USMCAへの不満再表明 「米にメリッ

ワールド

米、ムスリム同胞団3支部「国際テロ組織」指定 ハマ
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救った...実際の写真を公開、「親の直感を信じて」
  • 3
    飛行機内で「マナー最悪」の乗客を撮影...SNS投稿が話題に 「なぜこれが許されると思えるのか」
  • 4
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 5
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 6
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 7
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 8
    「お父さんの部屋から異臭がする」...検視官が見た「…
  • 9
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    次々に船に降り立つ兵士たち...米南方軍が「影の船団…
  • 8
    ベネズエラの二の舞を恐れイランの最高指導者ハメネ…
  • 9
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 10
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 3
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 4
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「…
  • 5
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 6
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 7
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 8
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 9
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 10
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中