イランの自制は逆に米国とイスラエルによるエスカレーションを招いただけだったと結論付ける可能性もあるという。「米国の攻撃が限定的なものでも、全面対決や地域全体を巻き込む紛争に発展する恐れがある」

イランのアッバス・アラグチ外相は1月30日、現状では米国当局者との協議を行う計画はないと述べた。一方、革命防衛隊の最高指導者代表のアブドラ・ハッジ・サデギは、米国は「いかなる誤算も大きな代償を伴うと分かっているので、はったりをかけているだけだ」と語った。

前日の1月29日、トランプは「非常に大きく、非常に強力な艦船が、今まさにイランに向かって航行している。使わずに済むならそれに越したことはない」と述べたうえで、「第一に核を持たないこと、第二に抗議参加者を殺すのをやめること」をイラン政府に要求した、と語った。

昨年6月のイスラエルによる攻撃でイランの指導部の多くが排除されて以降、最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイは日々の国政運営には関与していない。

その役割は上級顧問のアリ・ラリジャニら、イスラム革命防衛隊に近い人物に移っているとロイターは報じている。

体制転換は起き得るのか