「もし私の妻がチェスのチャンピオンで、私たち夫婦が子供を欲しいと思っているとすれば、私たちも出産時期の調整を試みる。一方で、連盟の支援も欠かせない。世界の全てのことがそうであるように、みんなが妥協する必要がある」と、アルセは言う。
日本将棋連盟は、ただ単に女性をトップに据えるだけでよしとせず、チェスやほかの分野を見習って女性の妊娠・出産と育児をもっと支援するべきだ。
そして、その先に女性が男性と肩を並べて戦うのが当たり前になる時代がいつか来れば、本当に素晴らしいことだと思う。

レジス・アルノー
RÉGIS ARNAUD
1971年、フランス生まれ。仏フィガロ紙東京特派員、在日フランス商工会議所機関誌フランス・ジャポン・エコー編集長を務める。著書に『誰も知らないカルロス・ゴーンの真実』など。
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