イランは一連の攻撃で敵に反撃する決意と能力を見せつけた。だが近隣諸国の主権と国益を無視したため、当該国の怒りと懸念を呼んだ。

イラクやパキスタンのような近隣諸国はジレンマに陥っている。イランともアメリカとも良好な関係を保ちたいが、自国の安全保障と安定も重要だ。今回の攻撃は防衛目的であり、威嚇の意図はないというイランの主張を簡単には受け入れられないだろう。

革命防衛隊は今回の攻撃について、より攻撃的かつ先制的な安全保障戦略の第一歩にすぎないことを明確にした。つまり、この種の作戦は今後も続く可能性が高い。既に激動の中にあるこの地域に新たな火種が追加されたことは間違いないようだ。

From Foreign Policy Magazine

アカデミー賞受賞作『プーチンの愛国教室』独占試写会 50名様ご招待
アカデミー賞受賞作『プーチンの愛国教室』独占試写会 50名様ご招待
PR
【関連記事】
ニューズウィーク日本版 ベトナム化するイラン戦争
2026年9月1日号(8月25日発売)は「ベトナム化するイラン戦争」特集。

曖昧すぎる目標、敵国の軽視、自国軍事力への過信……長期化・泥沼化したベトナム戦争との共通点

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます