イランのイスラム革命防衛隊は15日、「米国とその同盟国に利益をもたらす他の全ての輸出ルート」も封鎖すると警告した。イラン国営メディアが報じた。イランがホルムズ海峡を封鎖し、それに対して米国がイラン港湾への海上封鎖を再発動したことを受けた。
革命防衛隊はイラン国営通信(IRNA)が伝えた声明で、地域のエネルギー輸出は「全ての人に共有されるか、誰にも開放されないか」のいずれかだと述べた。
アナリストによると、イランはイエメンの同盟勢力フーシ派を利用し、紅海の入り口であるバベルマンデブ海峡を封鎖する可能性を示唆している。実現すれば米国に対する新たな戦線が開かれ、世界で最も重要なエネルギー輸送路2カ所が危機にさらされることになる。
イランの英語衛星放送プレスTVによると、フーシ派高官は13日、サウジアラビアがイエメンへの攻撃を続けるならバベルマンデブ海峡を封鎖する用意があると警告した。この高官は、封鎖が実現すれば原油価格は1バレル=200ドルに高騰する可能性があるとした。
また、革命防衛隊は15日、「米国の悪行が終わるまで」ホルムズ海峡の封鎖を継続すると表明。さらに、バーレーンにある米第5艦隊の「指揮・統制、ロジスティクス、燃料・軍事装備関連施設」を標的にしたと表明した。
このほか、クウェートのミナアブドラにある米国のロジスティクス施設を放火・破壊し、ヨルダンのアズラクにある米軍基地の航空機格納庫を攻撃したとも主張。米国による攻撃の一部はヨルダン領内の基地から発射されたと述べた。

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