作家のブレンダン・ホッジスは、「コーマック・マッカーシーは、偉大な英語の達人の1人だった。この孤独で暗い宇宙におけるわれわれの未知なる場所とこれほど共鳴し、格闘できる作家はほとんどいない。彼がいたことで、世界はより豊かなものになった。安らかに眠ってほしい」と書いた。

マッカーシーは1933年にロードアイランド州プロビデンスで生まれ、テネシー州ノックスビルで育った。1965年に処女作「ザ・オーチャードキーパー」を発表。ペンギン・ランダムハウスによれば、ロスト・ジェネレーションの巨匠ウィリアム・フォークナーとよく比較され、「批評家と小説愛好家のなかで熱心な固定ファン」を獲得していった。

その後、ピューリッツァー賞のほか、全米図書賞、全米図書批評家協会賞などを受賞し、作家として高く評価された。

文明が崩壊した終末世界を生きる父子を描いた『ザ・ロード』はベストセラーになり、ピューリッツァー賞を受賞したが、読んだ人の数など気にしない、とオプラ・ウィンフリーに語ったこともある。

AP通信によれば、「本を評価してくれる人たちに読んでもらいたいとは思う。でも、たくさんの人が読んでいるかどうかは、どうでもいい」とマッカーシーは言った。

【動画】暗く暴力的な世界を描き続けたマッカーシー
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