[北京 4日 ロイター] - アジア時間4日序盤の原油先物は下落した。米国の業界統計で前週の原油在庫が予想外に減少したものの、投資家は米中間選挙の結果と中東和平協議への影響を見極めようとしている。

0157GMT(日本時間午前10時57分)時点で、北海ブレント先物は0.26ドル(0.25%)安の1バレル=103.34ドル。米WTI先物は0.53ドル(0.55%)安の95.56ドルとなった。

前日の取引では、ウクライナとイランでの戦争終結に向けた協議を市場参加者が見極める中、北海ブレントは1%超下落し、約4週間ぶりの安値を付けた。

米中間選挙は開票が進んでいる。トランプ大統領の2期目の残りの任期中、共和党が議会の多数派を維持できるかが決まる。

カタールが米中間選挙後の攻撃激化を回避するため仲介努力を強める中、市場は米国・イスラエルとイランの戦争終結に向けた協議の進展を引き続き注視している。

イラン高官は3日、ロイターに対し、イランと米国は依然として終戦合意から程遠いと述べた。

米当局者は3日、米軍の装備などへの攻撃に使われた地対空ミサイルを標的に、イランのケシム島で「防衛的」な攻撃を実施したと明らかにした。別の当局者は、攻撃は限定的とみられ、大規模な戦闘作戦への復帰を示すものではないと述べた。

トランプ氏は3日、英紙フィナンシャル・タイムズに対し、イランを直ちに攻撃する計画はないと述べた。

一方、市場筋が4日、米石油協会(API)の統計を基に明らかにしたところによると、10月30日までの1週間の原油在庫は527万バレル減少した。

ロイターが調査したアナリスト8人の予想平均は、約88万バレルの増加だった。

市場筋によると、ガソリン在庫は143万バレル増加した一方、留出油在庫は119万バレル減少した。

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