バチカン(ローマ教皇庁)当局者は3日、ローマ教皇レオ14世(71)が健康な状態にあり、肺がん手術から1カ月を経ずして今週の南米3カ国歴訪に出発する準備を整えていると明らかにした。教皇による歴訪としては過去数十年で最も過密な日程の一つとなる見通しだが、医療上の追加予防措置は取られていないという。

10月13日に右肺下葉の切除手術を受けた教皇は6日、ウルグアイ、アルゼンチン、ペルーを巡る12日間の歴訪に出発する。

バチカンのブルーニ報道官は記者会見で「教皇は健康だ」と述べた上で、「永続的な状態のことではない。術後の回復の話だ」と説明した。

また、教皇は歴訪中に追加の医療措置が不要な状態まで回復していると説明。通常同行する医療スタッフがこれまでと同様に随行し、外国訪問時に通常車列に加わる救急車も同行すると述べた。

ただ「必要な状況ではないため、これ以上の詳細には立ち入らない」とした。

教皇は6─17日の歴訪で、10都市にまたがる約3万1000キロを移動し、36回の講話を行う予定。ペルーでは標高3399メートルにあるアンデス山脈の都市クスコに立ち寄る。

バチカンは3日、航空機での移動12回とヘリコプターでの移動2回を含む従来の日程を変更しないと改めて表明した。

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