[3日 ロイター] - 米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が反発して取引を終えた。米中間選挙の結果判明を前に、人工知能(AI)関連の主力株が上昇した。
一方、前日に四半期決算を発表したアップルは1.9%下落。メモリー半導体価格の上昇が続き、年末商戦を含む第1・四半期(10─12月)の売上高総利益率を圧迫するとの見通しを示したことを嫌気した。
メモリー半導体メーカーのマイクロン・テクノロジーは2.6%、4営業日続落していたエヌビディアは2.3%、それぞれ上昇。
引け後に四半期決算を発表するAMDも買われ、フィラデルフィア半導体指数が上昇した。
マイクロソフトとアマゾン・ドット・コムはいずれも2%超上昇した。
インフラストラクチャー・キャピタル・マネジメントのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は「アップルのような安全性の高いハイテク株から、半導体メーカーなどよりリスクの高いハイテク株に資金が移っている」と指摘。「ナスダック主導のリスクの高い相場で、明らかに押し目買いが入っている」と述べた。
ナスダック100指数は2日、10月6日に付けた終値での最高値を10%超下回って取引を終え、調整局面入りが確認された。投資家はAIインフラへの巨額投資が、短期的なキャッシュ創出のペースを上回っていることを懸念している。
S&P500は10月6日に付けた終値での最高値から約3%下落しているが、年初来ではなお10%超上昇している。
この日はS&P500の主要11セクターのうち6セクターが下落。主要消費財や素材の下げが目立った。
AIを活用した分析ソフトウエアを提供するパランティア・テクノロジーズは、第3・四半期の売上高が市場予想を上回り、第4・四半期の見通しも予想を上回ったものの、株価は下落した。
3日の中間選挙では、有権者が第2次トランプ政権の最初の2年間に審判を下す。
マホニー・アセット・マネジメントのケン・マホニーCEOは「市場は財政政策、規制、税制、政府支出への潜在的な影響を見極めることになる。かなり前から相場変動を招くイベントと見られてきただけに、これを通過できるのは好ましい」と述べた。
モルガン・スタンレーは今週、6月に始まった米株式市場の調整は「最終局面」にあり、中間選挙を通過すれば市場の大きな重荷が取り除かれるとの見方を示した。
S&P500構成銘柄では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.6対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は約166億株。直近20営業日の平均は174億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 51786 -197 -0.3 51932 51932 51593
.72 .26 8 .63 .63 .16
前営業日終値 51983
.98
ナスダック総合 25372 +207 +0.8 25246 25474 25246
.01 .65 3 .64 .46 .64
前営業日終値 25164
.36
S&P総合500種 7568. +27. +0.3 7552. 7594. 7545.
92 52 6 92 61 39
前営業日終値 7541.
40
ダウ輸送株20種 20599 -43. -0.2
.68 24 1
ダウ公共株15種 1112. -5.8 -0.5
72 0 2
フィラデルフィア半導体 10600 +272 +2.6
.40 .07 3
VIX指数 20.83 -0.3 -1.5
2 1
S&P一般消費財 1919. -0.4 -0.0
61 6 2
S&P素材 657.0 -12. -1.9
6 91 3
S&P工業 1450. +13. +0.9
01 83 6
S&P主要消費財 1002. -17. -1.7
37 92 6
S&P金融 950.7 -5.6 -0.6
0 9 0
S&P不動産 278.4 +0.5 +0.1
0 4 9
S&Pエネルギー 1025. -8.7 -0.8
03 3 4
S&Pヘルスケア 2145. -6.3 -0.3
35 8 0
S&P通信サービス 401.5 +3.6 +0.9
5 0 0
S&P情報技術 6677. +86. +1.3
39 25 1
S&P公益事業 441.0 -2.4 -0.5
4 4 5
NYSE出来高 14.82
億株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 6310 - 大阪比
0 160
シカゴ日経先物12月限 円建て 6307 - 大阪比
5 185