Douglas Gillison Michelle Price

[ワシントン 3日 ロイター] - 3日に投開票される米中間選挙に14億8000万ドルを超える資金が賭けられる中、事業への監視の目が強まるカルシやポリマーケットといった予測市場プラットフォームは、政治選挙の行方をどれだけ確実に予測できるかについて過去最大の試練に直面している。

これらのプラットフォームは2024年、トランプ大統領が当選すると予測し、従来の世論調査に反する結果を示して一躍脚光を浴び、それ以来、世界中のメディアや投資家から支持を集めてきた。

3日午後の時点で、分析会社ベットイントが集計した予測市場の価格は正午からほぼ変わらず、民主党が下院で多数派を取る確率は94%、上院では74%であることを示唆した。一方、接戦となっている一部の上院選挙区ではオッズに変動が見られた。

アナリストらは、中間選挙の結果が予測市場のオッズから大きく乖離(かいり)した場合、特に賭け金が過去最高額に達していることを踏まえると、業界の評判が損なわれる可能性があると指摘する。

最有力予測市場プラットフォームのカルシとポリマーケットは、複数の候補者が自らの選挙戦に賭けたほか、ワシントンの非営利団体『反汚職データコレクティブ(ACDC)』の調査で政治市場が比較的少額の賭けで動かされ得ると判明したことを受け、不正行為の防止を迫られている。

カルシは2日、全ての中間選挙関連の賭けで取引高が13億3000万ドルに上ったと報告した。一方、ACDCによると、ポリマーケットの議会選市場への賭け金は約1億4500万ドルだった。

ACDCによると、これまでに2万8000を超える中間選挙関連市場が開設され、テキサス、ミシガン、メイン、サウスカロライナの各州の上院選を含む一部の個別選挙が、取引高の大半を占めている。

バンダービルト大学ロースクールのイシャ・ヤダブ副学部長は「3日は確かに、新たな予測市場にとって真の試金石となるだろう」とし、今年は議会選が多いため、業界全体の成績評価に寄与する可能性があるとの見方を示した。

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