[東京 2日 ロイター] - 大引けの東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.33%(208円25銭)安の6万3081円86銭で取引を終えた。前週末の米国株安を嫌気し売り優勢で始まったが、原油先物安などが好感され、前営業日比で一時0.51%(325円21銭)高の6万3615円32銭に上昇する場面もあった。しかし、休日前で米中間選挙も控えていることから、後半は模様眺めで安値もみ合いに終始した。
半導体大手インテルやアマゾン・ドット・コムの四半期決算が期待外れとの受け止めから、前週末の米国株式市場が急落したことを受けて、全体は売り優勢で始まった。
ただ、AI(人工知能)・半導体関連株は、好決算を発表した一部の銘柄が買われる展開。これらが下支えとなり、指数は大きく崩れなかっただけでなく、韓国の株価指数KOSPIが堅調なことや原油先物価格の下落が好感され、買いが先行する場面もあった。
ただ、米中間選挙を控える上、国内は3日が休日であるため後半は模様眺めムードとなり、日経平均はいったんプラスとなった後に再びマイナスに沈んだ。
市場では「不安が残るAI・半導体関連株も、悪材料を前週末に織り込んでいた様子で高安まちまちとなっている。米中間選挙後に株価全体が落ち着くかどうか注目されそうだ」(野村証券・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれた。
TOPIXは0.88%安の3930.28ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.88%安の2025.7ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆6403億5300万円だった。
東証33業種では、値上がりはガラス・土石製品、食料品など10業種、値下がりは倉庫・運輸関連業、サービス業、精密機器など23業種。
個別では、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングスが軟調なほか、キオクシアホールディングスやイビデンなどが安い。半面、東京エレクトロンが前週末に発表した決算を好感され上昇したほか、アドバンテスト、レーザーテックがしっかりなど、AI・半導体株の動きはまちまちとなった。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が下落し、0.88%安(6.83ポイント安)の773.7ポイントだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが505銘柄(32%)、値下がりは1011銘柄(65%)、変わらずは36銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 63081.86 -208.2 62972.02 62,712.91─63,615.32
5
TOPIX 3930.28 -34.79 3942.50 3,924.84─3,951.89
プライム指数 2025.70 -17.99 2033.29 2,022.98─2,036.80
スタンダード指数 1629.73 -11.8 1631.77 1,626.36─1,636.87
グロース指数 978.83 -9.26 978.68 970.32─986.93
グロース250指数 773.70 -6.83 772.78 765.52─780.33
東証出来高(万株) 232819 東証売買代金 76403.53
(億円)