Wen-Yee Lee
[台北 30日 ロイター] - 電子機器の受託製造で世界最大手である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は30日、米人工知能(AI)開発大手オープンAIとの提携に向けて準備を進めていると明らかにした。詳細はほとんど示さなかった。
鴻海の劉揚偉会長は、自社の技術を披露する年次イベントで記者団に対し、同日にオープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)と会談したと明らかにした。詳細が固まり次第発表するとし、それ以上の説明を控えた。
提携で合意すれば、データセンター用ラックや部品などのAIハードウエアの設計・開発で協力するとした2025年の両社の合意を発展させるものとなる。
借り入れコストが上昇する中で巨額投資を続けることはできないとの懸念から、AI関連株は大きく下落している。これに対し、劉氏は業界がバブル状態にあるとの見方を否定し、鴻海は2027年も2桁成長を維持する見通しだと述べた。
劉氏によると、鴻海は米テキサス州ヒューストンに工場棟を6棟持ち、米半導体大手エヌビディア向けAIサーバーを製造している。さらに拡張する必要があるとみているという。