[29日 ロイター] - 米LTL(小口トラック輸送)大手フェデックス・フレート・ホールディングが29日発表した2026年第4・四半期の調整後1株利益見通しは0.65―0.75ドルで、アナリスト予想の0.53ドルを上回った。かき入れ時の年末商戦を控え、輸送量が改善すると見込んだ。

フェデックス・フレートは6月1日にフェデックスから分社化し、決算期は暦年制を採用した。

マーシャル・ウィット最高財務責任者(CFO)はアナリストらに対し、27年通期(1―12月)の増収率と調整後営業利益率について、それぞれ設定した4―6%、調15%という中期目標の範囲内になるとの見通しを示した。

フェデックス・フレートの株価は通常取引後の時間外取引で一時3.4%上昇した。

同時に発表した26年第3・四半期の調整後1株利益は1.49ドルとなり、LSEGがまとめた市場予想の1.36ドルを上回った。前年同期の2.10ドルからは、事業再編に伴う費用の計上や、燃料価格高騰が要因で減少した。

売上高は前年同期比8%増の24億4000万ドルとなり、市場予想の23億7000万ドルを上回った。運賃の引き上げと、燃油サーチャージが売上高を押し上げた。

米国とイスラエルによるイラン攻撃を発端とする中東紛争によるディーゼル燃料(軽油)価格の高騰や、トランプ米政権の移民取り締まり強化に伴うトラック運転手不足も運賃上昇の一因となった。

26年6―12月の7カ月間累計の売上高は55億8000万―56億5000万ドルと、前年同期比で4―6%の増加を予想する。

USバンク貨物決済指数によると、26年第3・四半期に米国の荷主の支出は前年同期比で32.1%上がった。

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