[ハノイ 22日 ロイター] - マレーシア、ベトナム、シンガポール、タイを結ぶ米国支援の新海底データケーブル事業の開発企業は今月、ケーブル供給事業者として日本のNECとフランスのアルカテル・サブマリン・ネットワークス(ASN)のいずれかを選定する。プロジェクト幹部がロイターに明らかにした。
本プロジェクトの開発企業の一つで、ベトナムの複合企業スタビアン・グループ傘下のスタビアン・ハイテク・インフラストラクチャーでデピュティヘッドを務めるマーク・プロクター氏によると、「MViSTA」ケーブルは2028年後半に運用開始予定で、総事業費は約4億ドルを見込んでいる。
プロクター氏によると、プロジェクトでは中国系サプライヤーを入札から排除し、中国が領有権を主張する南シナ海の海域を回避するルートが設計された。ケーブル供給の入札は進行中で、落札者は10月中に決定する。
プロジェクトの出資企業にはスタビアンのほか、東京に拠点を置く投資会社ミダスキャピタルと、マレーシアのOMSグループ傘下のリットアップ・ネットワークが名を連ねている。
ASNは進行中の入札活動についてコメントしないとした。NECはコメント要請に応答しなかった。