[北京 22日 ロイター] - 中国とジブチは北京で行われた外相会談後の共同声明で、安全保障情勢の悪化に対する懸念を表明するとともに、全ての国が紅海とバベルマンデブ海峡における航行の自由を享受すべきと述べた。
ジブチはバベルマンデブ海峡を挟んでイエメンの対岸に位置している。
22日に発表された共同声明によると、中国とジブチはともに、紅海および同海峡における航行の自由を維持することの重要性を強調。「国際法に基づき、あらゆる国の商船が航行権を行使する権利が尊重されるべき」とした。
「双方は、紅海の管理と安全確保にあたっては、紅海沿岸諸国の主権、領土保全、意向が真に尊重されるべきであり、同地域全体の安全保障リスクを高めるような事態は避けるべきと考えている」と表明した。
中国国営の新華社通信が伝えた声明によると、中国は紅海沿岸諸国が国際航路の安全と円滑な流れを「建設的に維持」することを支持している。
両国とも、地域の緊張が紅海にさらに波及することを望んでおらず、「域外の主要国」は地域諸国の主権と領土保全を尊重し、武力行使や一方的な制裁に訴えることを避けるべきだと、声明は付け加えた。