Kentaro Sugiyama

[東京 21日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 158.16/158.20 1.1222/1.1223 177.51/177.52

午前9時現在 158.28/158.31 1.1223/1.1229 177.68/177.73

NY午後5時 158.17/158.18 1.1236/1.1239 177.72/177.77

午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤とほぼ同水準の158円前半で推移している。朝方の9月貿易収支は市場予想を上回る赤字で本来なら円安要因と受け止められやすい内容だったが、当局による介入への警戒感も根強く、積極的に円売りを進める動きにはつながらなかった。東京時間の値幅は上下40銭未満にとどまった。

ドル側でも買い材料は限られている。フランスの財政・信用不安を背景に進んでいたユーロ安が足元で一服。米国の10月利上げ観測の後退や、米国で中間選挙を控えた様子見ムードもドル買いが盛り上がりにくい要因となっている。

午後は、日銀の氷見野良三副総裁が衆院財務金融委員会で発言したが、相場の反応は限定的だった。氷見野氏は金融政策運営について「物価の上振れリスクが高い状況で必要な政策調整が遅れると、経済への下振れリスクが顕在化し、その後の景気の悪化につながる恐れもある」などと指摘した。

ドル/円は10月に入ってからの値幅が2円程度にとどまっている。市場では「ドル/円はしばらく動かない。早くても来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降ではないか」(外為どっとコム総合研究所の神田卓也シニア為替アナリスト)との声が出ていた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。