[グリーンビル(米ノースカロライナ州) 20日 ロイター] - トランプ米大統領は20日、南部ノースカロライナ州の支持者集会で、自らが推す上院議員候補への投票を呼びかけた。支持率が過去最低に落ち込む中、政治的な逆風の克服を目指す。

トランプ氏は11月3日の中間選挙を前に集中的な遊説を展開。共和党候補を支援するため、9月下旬以降の移動距離は2万9000マイル(4万6671キロ)を超えた。ノースカロライナ州への訪問は2カ月連続で、同州での選挙結果の重要性を示している。

世論調査では、民主党のロイ・クーパー前州知事が共和党のマイケル・ワトリー氏を大きくリードしている。

両氏が争うのは、引退する共和党のトム・ティリス上院議員の議席。ティリス氏はかつてトランプ氏の盟友だったが、トランプ氏の看板政策である税制法案や国防政策を巡って袂(たもと)を分かった。ティリス氏は政治専門サイト「ポリティコ」に、共和党は中間選挙で「大惨事」に向かっており、「大敗する 」と断じた。

一方、トランプ氏は州東部グリーンビルでの演説で、ワトリー氏が懐疑的な見方を覆すと予想。「驚くような結果になる」とし「世論調査はわれわれの実態を正しく捉えたことがない。われわれの方が熱意がある」と訴えた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。