Kentaro Sugiyama

[東京 16日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.84/157.86 1.1224/1.1225 177.17/177.18

午前9時現在 158.12/158.16 1.1212/1.1214 177.29/177.35

NY午後5時 157.99/158.01 1.1219/1.1222 177.23/177.30

午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤に比べてややドル安/円高の157円後半で推移している。米長期金利の上昇が一服したことでドル高の巻き戻しが進みやすい地合いとなっており、仲値付近で高値を付けた後はドル売り/円買いが優勢となった。

昼過ぎに伝わったウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言は、おおむね市場予想に沿った内容として受け止められた。14日の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことを受け、一部ではインフレへの警戒感を強める発言もあり得るとみる向きもあったが、相場を大きく動かす材料にはならなかった。

片山さつき財務相は午後の参院予算委員会で、為替に関して、米財務省とコミュニケーションをとり「秩序ある為替市場の維持に取り組んでいきたい」と述べたが、市場の反応は限定的だった。

きょうは全国信用組合大会で、日銀の植田和男総裁のあいさつを内田真一副総裁が代読する。インフレ動向を確認しながら今後の利上げペースを判断する従来スタンスを維持するとの見方が多く、無難に通過すると予想されている。

三井住友銀行の鈴木浩史チーフ・為替ストラテジストは「足元は日米ともに金融政策を巡って様子見の時間帯に入っている。金融の関心は欧州情勢やテック企業の社債の動向などに向かっている」と指摘した。

テクニカル的には、200日移動平均線(158.57円付近)が上値抵抗線、25日移動平均線(157.49円付近)が下値支持線として意識されている。11月には米国の中間選挙も控える中で「あえてポジションを持つようなタイミングではない」(国内銀行の為替ディーラー)との声も聞かれた。

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