[13日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)のベイリー総裁は、同国の企業はイラン戦争によるエネルギー価格急騰を受けてコスト抑制に注力していると述べた。

13日に放送された米CNNとのインタビューで、エネルギー価格急騰による英物価全般への上昇圧力はこれまでのところ抑えられているとする従来の見解をあらためて示しながらも、「現状が長引くほど厳しい状況となる」と述べた。

また、BOEは英経済がこれまで示してきた底堅さを考慮するものの、企業が慎重な姿勢を取っている兆候があると指摘。「各地を回って企業と数多く対話していると、企業がコストの増加を目の当たりにして抑制に非常に力を入れている状況が見られる」と述べた。

さらに、コスト削減重視の姿勢は労働市場に影響する可能性があるとしながらも、エネルギー価格急騰が賃金などに及ぼす影響を見極めるにはなお「時期尚早」だと述べた。

BOEはイラン戦争開始以降、政策金利を据え置いており、利上げに踏み切った欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)と異なる姿勢を取っている。

だが投資家は、11月に0.25%ポイントの利上げがほぼ確実に行われるとの見方を織り込んでいる。

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