──最後に、内藤さんのビジョンを教えてください。
Anyplaceで実現したいことは、事業をさらに成長させ、世界中にAnyplaceがある状態をつくることです。人が「住む」と「働く」というライフサイクルをもっと簡単にしていきたい。
もう一つのビジョンは、本書の執筆理由にもつながりますが、もっと多くの日本人がアメリカで挑戦したいと思ってもらえるようにすることです。挑戦している経営者の姿を見て、「自分もやれる」と思える人が増えていく。だから僕自身は何があってもあきらめないと決めています。
日本は内需だけで十分に豊かでいられた時代が長く続きました。しかし、人口が減っていくので、今後は海外で挑戦して力をつけ、その経験を日本に持ち帰る人たちが、日本の経済を盛り上げていく時代になっていくと思います。
『シリコンバレーによろしく お金もコネも英語力もない僕のアメリカ起業』
著者:内藤聡
出版社:大和書房

内藤聡(ないとう さとる)
1990年、山梨県甲府市に生まれる。実家は木工機械を扱う町工場。高校まで山梨でバスケットボールに打ち込む。立教大学経済学部に進学後、池袋のつけ麺屋を巡る学生生活を送るなか、映画「ソーシャル・ネットワーク」に感動し、起業に憧れを抱く。在学中に立ち上げたブログ「シリコンバレーによろしく」が話題に。大学卒業後に単身渡米し、2015年に会社を設立するも事業に失敗。試行錯誤の末、2017年にリモートワーク向け賃貸事業Anyplace(エニープレイス)を開始。Uberの初期投資家として知られるジェイソン・カラカニス、YouTube共同創業者スティーブ・チェンらから出資を受け、全米主要都市を中心に事業を展開。2018年、「Forbes JAPAN 30 UNDER 30(世界を変える30歳未満30人の日本人)」に選出。現在、サンフランシスコ在住。
flier編集部
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