<芝居でもバカウケしたのは、誰でも経験したことがある思いだから?>

アメリカのニュージャージー州で、盗んだATMマシンごとバスに乗せてもらおうとする泥棒の動画が話題だ。動画は、ツイッターやインスタグラムでたちまち拡散した。

ただしこれはあるコメディアンの即興劇。ニュージャージーで活動するダリウス・キニー。3月19日に撮影された動画には、重そうなATMを抱え、たどたどしい足取りで、バスへと向かうキニーの様子が映っている。

動画には、ATMを運ぶのに悪戦苦闘するキニーの様子と共に、撮影役の友人の声も入っている。キニーがバスに近づき、運転手に「分け前は半々でどうだ!」と持ちかけるが、運転手は「いやいや、お断りだ!」と応じ、キニーの目の前でドアが閉まる。「俺と組めばひともうけできたのに!」と叫ぶキニーをしり目に、バスはドアを閉め、発車してしまう。

キニーは本誌の取材に、こんな芝居をした理由を話した。「とある理髪店の前に、ATMが捨てられていた。そこでそれをいただいて、バスに乗ろうとしたんだ」

バス会社のNJTも、この動画にユーモアを感じたらしい。利用者に親しみを持ってもらえればと、公式アカウントでキニーの動画をリツイートした(その後、なぜか削除)。

キニーがインスタグラムに投稿したオリジナルの動画は、視聴回数が1日で10万回近くに達し、数千件のコメントがついていた。

「金持ちになることは万人の夢なのに、誰も助けてくれはしない」というコメントが、キニーとこの動画を拡散したユーザーの気持ちを代弁しているようだ。

(翻訳:ガリレオ)

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