[クアラルンプール 18日 ロイター] - マレーシアのアンワル首相兼財務相は18日、消費税制をより累進的で効率的なものに改革することを検討していると明らかにした。幅広い品目を対象とする物品・サービス税(GST)の要素を再導入する可能性もあると述べた。
マレーシアは2018年、生活費の上昇に対する国民の反発が強まる中、税率6%のGSTを廃止し、対象を絞った売上・サービス税(SST)に切り替えた。一部のアナリストは、政府が財政目標を達成するにはGSTを復活させる必要があると主張している。
アンワル氏はGSTが最も透明性が高く効率的な徴税制度だとの認識を示す一方、最貧困層への影響に懸念を示した。現行のSSTには制度上の弱点があり、維持できないと述べたが、詳細には触れなかった。
財務省のイベントで「より累進的で効率的な税制を構築するため、二つの制度をどのように組み合わせ、新たな仕組みを見いだせるか検討する必要がある」と述べた。「これは大きな課題であり、取り組まなければならない。しかし、貧困率や生活費が上昇する中、簡単ではない」と語った。
財務省によると、政府は10月9日に27年予算案を議会に提出する見通し。予算案は地域間の開発格差の縮小、生活費上昇への対応、投資拡大など、10の重点分野を柱とするという。