Wayne Cole

[シドニー 13日 ロイター] - オセアニア外国為替市場で、ニュージーランド(NZ)ドルは下落した。NZ準備銀行(中央銀行)がこの日公表した四半期調査で期待インフレ率が急低下したことを受け、積極的な利上げの必要性への疑問が高まったことが背景にある。

NZドルは0.5%安の0.5829米ドルと、2週間ぶりの安値を付け、0.5850米ドルの下値支持線を割り込んだ。次の節目は0.5762米ドルと0.5627米ドルとなる。

NZ中銀がこの日発表した四半期調査によると、1年後の期待インフレ率は平均2.6%で、前回の3.4%から急激に低下し、中東紛争で燃料価格が高騰する前の水準に戻った。

2年後の期待インフレ率は2.34%で、前回の2.35%からやや低下した。期待インフレ率は依然として安定しており、燃料高騰が国内の広範なインフレに波及するリスクが低いことを示唆した。

ウエストパック銀行のシニアエコノミスト、サティッシュ・ランチョード氏は、「これはNZ中銀にとって歓迎すべきニュースだろう。しかし、中東紛争以前からコアインフレ率は堅調な水準にあり、企業調査では操業コストへの圧力が続いていることが示されている」と指摘。

「われわれは今年、さらに2回の25ベーシスポイント(bp)の利上げを予想しており、その時期は9月と12月の会合になる可能性が高い」と語った。

投資家の間では、9月利上げとの見方が依然として強い。

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