[ロンドン 13日 ロイター] - 英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)が13日発表した7月の住宅価格指数(過去3カ月間の「上昇」との回答から「下落」を引いた数値)はマイナス30と、6月のマイナス32から改善した。
英国の住宅市場は7月も低調だったものの、販売見通しに対する信頼感には回復が見られた。
RICSの主任エコノミスト、サイモン・ルビンソン氏は、現状の低調な市場ではバーナム新首相が優先課題とする住宅建設の加速を業者に促すことにつながる可能性は低いと指摘。一方、貸主に対する新たな規制が賃貸市場の重しになっていると述べた。
・価格の下落はロンドンと、イングランド南東部・南西部で最も大きかった。
・価格は今後12カ月間上昇するとみられている。
・新規購入希望者の問い合わせを示す指標はマイナス28で横ばいだった一方、市場に出される物件の減少ペースは6月より緩やかになった。
・成約件数はマイナス30で横ばいだった。
・短期的な販売見通しはマイナス14と4カ月連続で改善、今後12カ月はプラス3と、イラン戦争開始以来の高水準となった。
・賃貸市場では、5─7月に借り手の需要が弱まり、貸主は市場に出す物件を減らした。