[11日 ロイター] - 航空便追跡サイト「フライトアウェア」は、予測市場プラットフォーム大手カルシがフライトアウェアのデータと名称を無断で使い、「航空便の欠航を対象とする賭博市場」を運営しているとして、カルシを提訴した。
カルシは7月、航空便が欠航する可能性に賭けられる市場を開設すると発表した。航空便の運航妨害や空港閉鎖を引き起こす金銭的な動機になりかねないとの懸念から、批判を浴びた。
フライトアウェアによると、カルシは市場の結果を確定する際の主要な情報源としてフライトアウェアを挙げていたが、同社はこの目的で名称やデータ、商標を使用することを認めていなかった。
フライトアウェア側の弁護士は10日にニューヨーク州南部地区連邦地裁に提出した訴状で、カルシがフライトアウェアのデータと名称を無断で使用したため、顧客は同社がこの仕組みに関与していると受け止めたと主張した。
フライトアウェアは損害賠償を求めているが、請求額は明らかにしていない。また、カルシによる同社のデータと名称の使用を禁じる命令と、陪審による審理も求めている。