Renee Hickman

[11日 ロイター] - 11日に実施されたウィスコンシン州の民主党知事予備選で、「民主社会主義者」を自称するフランチェスカ・ホン氏と中道派のデビッド・クロウリー氏が予想以上に接戦を繰り広げた。この選挙は、激戦州における進歩派候補の支持基盤を測る重要な試金石となっていた。

開票率90%を超えた時点で両者の争いは決着がつかない状況で、クロウリー氏がホン氏をわずか数百票リード。ホン氏はウィスコンシン州初の民主社会主義者知事を目指している。

指名を獲得した候補は、11月の本選挙で共和党候補のティファニー下院議員と対決する。

中西部北部のこの日の予備選の結果は、トランプ米大統領による支持表明の影響力にも疑問を投げかけた。

ミネソタ州では、寝具メーカー「マイピロー」の元最高経営責任者(CEO)のマイク・リンデル氏が、トランプ氏の支援にもかかわらず州知事選の共和党予備選で州下院議長のリサ・デムース氏に敗れた。

リンデル氏はトランプ氏の長年の盟友で、2020年大統領選が盗まれたとする虚偽の主張を唱えてきた人物。

またミネソタ州の民主党上院予備選では、左派寄りの候補への勢いが依然として続いていることが示された。18年にウォルズ知事とペアで当選した急進派のペギー・フラナガン副知事が穏健派のクレイグ下院議員を破った。

ウィスコンシン州では、移民税関捜査局(ICE)の廃止、データセンターの1年間の建設凍結、富裕層や企業への増税などを含むホン氏の左派寄りの政策目標が民主党支持層の間で人気を高めている可能性がある。

ただ今月ミシガン州の民主党上院予備選を制したもう一人の進歩派、アブドゥル・エルサイード氏とは異なり、ホン氏はバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)やアレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(ニューヨーク州)の推薦を得ずに戦っている。

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