症例は比較的少なく、アメリカ国内では年間150~200例程度。しかし感染すると急激に進行し、命を脅かす血流感染を引き起こすこともある。
感染は誰にでも起こり得る。しかし、肝臓病やがん、糖尿病、HIV、サラセミアなどの持病がある場合や、免疫抑制治療を受けている場合は、重い合併症を引き起こすリスクが高い。胃酸を抑える薬を服用している患者や、胃の手術を受けたばかりの患者も、リスクが高まる可能性がある。
症状は感染の種類によって異なる。消化管から感染した場合、水状の下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、悪寒などの症状が表れる。一方、傷口からの感染では患部周辺の赤みや痛み、腫れ、熱感、変色、体液が流れ出るといった兆候を伴う。
血流に入った場合、発熱や悪寒、血圧の低下、皮膚の病変といった症状を発症することがある。CDCは、感染の兆候が表れたら直ちに医療機関を受診し、海水に触れたり生の魚介類を食べたりしたことを伝えるよう促している。
腸管への感染は軽度であれば抗生物質を使用せずに回復することもあるが、重症化したり長期化したりした場合は抗生物質が必要になる。傷口から感染した場合、重症化すれば壊死した組織や感染した組織を除去する手術が必要になることもある。命を救うためには早期の治療が欠かせない。
2026年8月11日/18号(8月4日発売)は「世界が愛する日本アニメ」特集。
エヴァンゲリオンから聖闘士星矢、クレヨンしんちゃんまで、世界が愛する作品を各国筆者が一挙紹介
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます