「人食いバクテリア」と呼ばれるのは、傷口周辺の組織が壊死する「壊死性筋膜炎」を引き起こし得ることに由来する。アメリカ疾病対策センター(CDC)によると、感染すればおよそ5人に1人が死亡する。発症からわずか1~2日で死に至ることもある。
夏の暑さで海に出かける人も増える中、アメリカ国内ではルイジアナ州とフロリダ州に加え、アラバマ州やコネティカット州でも感染者が報告されている。
アラバマ州モービル郡保健局は4月に、同州で今年初の症例を確認したと発表した。
この発表に先立ち同郡は3月の時点で注意を呼びかけていた。同郡では2025年に16例が報告されており、ほとんどは加熱不十分な食品の摂取が関係していたが、中にはメキシコ湾につながる水域で負った傷口から感染した症例もあった。
コネティカット州では2月に、州外で採れたカキを食べて感染した人の症例が報告された。
この4州で報告された症例の間に関連性は見つかっていない。
CDCによると、ビブリオ・バルニフィカスはビブリオ症を引き起こすビブリオ属の細菌で、人から人へは感染しない。
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