[11日 ロイター] - スウェーデンの政府系シンクタンク、国立経済調査研究所(NIER)は11日に発表した最新予測で、2026年の国内総生産(GDP)伸び率見通しを2.4%とし、6月時点の2.2%から上方修正した。27年の予想は2.8%に据え置いた。

地政学的緊張によりコロナ禍後の急激なインフレと高金利局面からの回復が不安定で、同国経済はここ数年低迷している。

成長率は欧州連合(EU)で今年見込まれている1.1%を上回ると予想されているものの、回復が9月13日の選挙で現政権の再選を後押しするには間に合わない可能性があるとみられている。

消費者は経済の先行きに悲観的なままで、減税や政府による電気料金の支援にもかかわらず、過去5年間の大幅な実質賃金低下による痛みをなお感じているという。

NIERは26年の総合インフレ率(CPIF)見通しを1.3%に据え置く一方、27年の予想は2.2%から2.1%に引き下げた。

また、インフレ加速を受け、中央銀行が年内に1回、27年にさらに1回、政策金利を引き上げるとの予想を示した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。