[11日 ロイター] - トランプ米大統領の交流サイト(SNS)を運営するメディア企業、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)が発表した2026年4─6月期決算の損益は2億3810万ドルの赤字だった。暗号資産(仮想通貨)に関連する評価損が響き、前年同期の約2000万ドルから拡大した。

米金利を巡る不透明感や地政学的緊張、仮想通貨関連商品からの資金流出を背景に、リスクが高いとみられる資産が敬遠され、仮想通貨などのデジタル資産に売り圧力がかかった。

売上高は170万ドルで、前年同期の90万ドルから増えた。

TMTGのケビン・マクガーン暫定最高経営責任者(CEO)は10日、今月1日にサービスを開始した「トゥルースAPI」に関して「これまでに10件以上の顧客と契約を結び、すでに収益を生み出している」と表明した。金融機関などを対象に、SNS「トゥルース・ソーシャル」上のトランプ氏などによる投稿に最優先でアクセスできる有料サービスで、月額最大10万ドルの課金を検討していると報じられた。

マクガーン氏はさらに、核融合エネルギー開発のTAEテクノロジーズとの合併に向けて進展していると説明。人工知能(AI)データセンター増設による電力需要の高まりを見込んだもので、仮想通貨や不動産関連、モバイルサービスなどを抱えるトランプ一族企業にとって、さらなる事業分野の拡大となる。

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