[10日 ロイター] - 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は10日、事情に詳しい関係者の話として、中国発のネット通販大手SHEIN(シーイン)のアドバイザーが新規株式公開(IPO)に向け、300億ドルを下回る評価額で、投資家候補に売り込みを行っていると報じた。
同紙は、シーインが2022年の非公開資金調達で得た1000億ドル超の評価額を大幅に下回る水準だとしている。
同紙によると、シーインは内部目標として300億ドルの評価額を設定していたものの、それを下回る水準でIPOを進める場合には既存投資家と改めて協議する必要が生じる可能性があるという。
同紙はまた、シーインはIPOで中国の主要な機関投資家に株式購入を説得するのに苦戦する可能性があるとしている。
ロイターは先週、同社が早ければ今月中旬にも実施する予定の香港でのIPOで、300億─400億ドルの評価額を目指していると報じた。
シーインからのコメントは現時点で得られていない。