Panarat Thepgumpanat Panu Wongcha-um

[バンコク 10日 ロイター] - タイの首都バンコクに隣接するノンタブリ県の地方政府庁舎内で10日、銃を持った男が高官を殺害した。同県では、7日に学校で発砲事件が起きたばかりで、銃規制を巡る議論が再燃しそうだ。

警察は、容疑者として元議員の身柄を拘束した。撃たれたのは県行政機構の議長で、搬送先の病院で死亡した。

警察は会見で、借金を巡る問題があったとし「動機は個人的なものだ」と述べた。議長の運転手も負傷したが命に別状はないという。

元議員は報道機関向けの声明で、長年の対立を巡って被害者と話し合いで解決しようと会いに行ったが拒否されたと説明。被害者が車に乗り立ち去ろうとした時に発砲したと述べた。

<学校での銃乱射に動揺続く>

7日の事件では、発砲した14歳の少年を含む9人が死亡、20人以上が負傷。タイで過去約4年で最悪の銃乱射事件となり、アヌティン首相は銃規制を強化する意向を示した。

10日、一部の学校では、登校時に金属探知機などによる検査が行われた。

7日の事件を受け、教育省は今後3カ月かけて新たな学校安全手順を策定する。メンタルヘルスの検査、緊急時の対応訓練、いじめ対策、武器やその他の持ち込み禁止物品の探知強化などを盛り込む方針。

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