[東京 10日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発し、前営業日比2.08%(1363円51銭)高の6万6970円22銭で取引を終えた。前週末の米国株式市場でハイテク株が上昇したことを好感し、半導体関連株を中心に買い優勢の展開となり、前営業日比で一時2.13%(1400円13銭)高の6万7006円84銭まで上昇。一時6万7000円台を回復した。ただ、その後は明日に休みを控えて後半は見送り気分が強まり、きょうの高値圏でもみあう展開になった。
注目されていた前週末発表の米雇用統計が低調だったことを受けて9月の利上げ観測が後退し、米国株が堅調に推移。その流れを引き継ぐ格好で、東京市場でも買いが優勢で始まった。
引き続き好決算銘柄に対する物色意欲が強いほか、指数寄与度の高い半導体関連株の一角が相場を押し上げ地合いが好転したと印象づけたものの、日銀の早期利上げ観測や不安定な中東情勢から、半導体関連株以外の伸びは相対的に鈍くなっている。
買いが一巡した後の相場全般は高値もみあい。半導体関連株がリードする形で地合いが締まった格好だが、旧盆を控えた飛び石連休の谷間とあって積極的に売買するムードに乏しく、とくに後場に入ってからは、狭いレンジでの小動きに終始した。
市場では「米国株式市場のサマーラリーが意識され、地合いは良くなってきたものの、夏休みが意識されて参加者が減っているようだ。決算発表シーズンも終盤を迎え、徐々に材料不足になってくるところでもある」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声も聞かれる。
TOPIXは0.63%高の4100.61ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.62%高の2114.96ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆0388億5100万円だった。
東証33業種では、値上がりは輸送用機器やゴム製品、サービスなど25業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気機器など8業種。
個別では、今期業績見通しの上方修正を発表したリクルートホールディングスがストップ高となったほか、キオクシアHD、アドバンテスト、東京エレクトロンなどが堅調に推移した。半面、サイバーエージェントがプライム市場で値下がり率トップとなり、指数寄与度の大きいソフトバンクグループもさえない。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が上昇し、1.81%(13.08ポイント)高の737.17ポイントだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが916銘柄(58%)、値下がりは603銘柄(37%)、変わらずは33銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 66970.22 1363.51 65905.1 65,848.58─67,006.
0 84
TOPIX 4100.61 25.68 4078.80 4,063.49─4,111.35
プライム指数 2114.96 13.13 2102.20 2,096.17─2,120.44
スタンダード指数 1665.75 6.02 1660.28 1,656.40─1,669.97
グロース指数 944.77 15.65 933.82 931.93─948.37
グロース250指数 737.17 13.08 728.01 726.33─740.11
東証出来高(万株) 254848 東証売買代金( 91904.6
億円) 1