Atsuko Aoyama

[東京 10日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 158.32/158.36 1.1554/1.1556 182.96/182.97

午前9時現在 157.90/157.92 1.1555/1.1557 182.47/182.48

NY午後5時 157.78/157.83 1.1558/1.1559 182.36/182.44

午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤と比べてドル高/円安の158円前半で推移している。中東の不透明感を背景とする原油高でドルが底堅く、米雇用統計後のドル売り/円買いは一服した。円は為替介入以外、買い材料に乏しいとの見方も根強い。

ドルは朝方に157円後半でじり高で推移していたが、仲値公示後に158円を上抜けした。その後もドル買い/円売りは続き、米雇用統計後の下落分を帳消しにした。

米国の雇用統計は7月分が季節調整の影響で下振れしやすいとの見方があるほか、今回は景気と関係性の薄い地方政府の雇用減少の影響が大きかった。物価指標への関心がより高く、雇用が大きく悪化しない限りは「米連邦準備理事会(FRB)が物価上昇圧力への警戒を緩めることは難しいのではないか」(ニッセイ基礎研究所の上野剛志・主席エコノミスト)として、大きなドル売りにはつながらなかったとの声が聞かれた。

米国では12日に消費者物価指数(CPI)、13日に生産者物価指数(PPI)が発表となる。

午前中に発表された日銀の7月金融政策決定会合の「主な意見」については「想定よりタカ派な意見が多いが、9月の利上げをうかがわせる意見は限定的」(ニッセイ基礎研の上野氏)との見方がある。

市場で年内1.5回の日銀の利上げが織り込まれても積極的な円買いにはつながっておらず、消費税減税の財源の問題や内閣改造を検討しているとも報じられている高市政権の姿勢など、むしろ「円ロングに対する懐疑的な見方が膨らんでいる状況」(国内金融機関の為替ディーラー)との声も聞かれる。

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