[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米連邦議会下院のハワイ州民主党予備選挙は、ホノルルを中心とする選挙区で現職のエド・ケース氏(73)が急進派の対立候補ジャレット・ケオホカロレ氏に大差で勝利した。8日深夜に発表された選挙結果で明らかになった。
ケオホカロレ氏に対するケース氏の勝利は、ベテラン議員と急進的な新人候補との対立が続く米民主党内の勢力争いにおける新たな局面を示すものとなった。
公式結果によると、得票率はケース氏が57%、ケオホカロレ氏が34%だった。9日時点では両氏からコメントを得られなかった。
民主党の地盤が非常に強いとみなされるこの選挙区では、他にも3人が民主党候補指名を目指していた。
穏健派として知られるケース氏は2019年からこの議席を維持し、2002年から2007年までの間も連邦下院議員を務めた。
ケース氏は下院歳出委員会で上級の役職を務めており、自身が再選されなければハワイ州が獲得できる連邦資金は減少するだろうと主張してきた。一方ケオホカロレ氏は、ケース氏が企業から選挙資金の献金を受けている点を取り上げ、有権者とのつながりを失っていると批判した。
ケース氏の勝利は、コロラド州、ケンタッキー州、ニューヨーク州などで最近見られる左派候補の躍進傾向とは対照的な結果として注目されている。
ハワイ州のもう1つの連邦下院選挙区では、現職のジル・トクダ氏が84%の得票率で予備選を圧勝した。
また州知事の予備選では、2022年から州知事を務めるジョシュ・グリーン氏が複数の対立候補を破り、民主党の候補者指名を獲得した。