好みや感覚で選ぶのではなく、時間帯やライフスタイルに合わせて選ぶことがいい睡眠にとって大切です。

まず、朝過ごす部屋には、昼光色や昼白色を選びましょう。

朝の1時間、昼光色(6500K)と温白色(3500K)の光を浴びた場合で、直後のメラトニン分泌量を比較した研究では、昼光色の光を浴びたほうがメラトニンの分泌が低下することがわかっています。

通常、メラトニンは夜に濃度が高く、朝は低くなります。メラトニンは眠気を誘うホルモンなので、夜は質のいい睡眠のために必要ですが、朝はすっきりとした目覚めのために分泌を抑える必要があります。

朝は青白い昼光色の光を浴びることで、メラトニンが抑えられ、脳が覚醒し、活動的な1日のスタートを切りやすくなります。

前述の研究ではさらに、昼光色の光を浴びた場合は、覚醒感の向上・気分の改善・視覚的快適度の向上がみられることもわかっています。

つまり、朝に青白い光を浴びることで、眠気が抑えられて覚醒し、日中の気分が向上し、快適に過ごしやすくなるといえます。この朝の青白い光によって、体内時計が整えられている(リセットされている)ともいえるでしょう。

浴びる光の種類によってメラトニン分泌量が変わる

そして、朝に青白い光を浴びるメリットは眠気抑制と気分向上だけではありません。

朝に

  • 青白い光を浴びた場合
  • 暗い照明環境で過ごした場合

では、青白い光を浴びたほうが認知能力が向上することも報告されています。

別の研究では、起床後すぐに赤色の光を浴びた場合と白色の光を浴びた場合では、白色の光のほうが、主観的覚醒度が上がり、注意力が上がることが報告されています。つまり、朝の光が、仕事の生産性に影響する可能性があるといえるのです。

夜のいい眠りのためには、朝の青白い色が必要
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