画面から出るブルーライトの影響以上に、興味のある内容で脳を興奮させることが質のいい眠りを阻害する原因となっている可能性が考えられるということです。就寝直前まで仕事のメールを確認したり、気分の上がる動画やSNSなどを見てしまっていては、睡眠に悪影響が出るので控えましょう。

そして、睡眠の質を高めるためには、部屋の明るさや光の色に目を向ける必要があります。日中と同じような明るさの照明を就寝前まで続けていては、身体は「まだ昼間だ」と認識してしまい、質のいい睡眠は得られにくくなるといえます。

次に、手軽にできる具体的な照明の工夫をご紹介します。

快眠対策は朝起きたときから始まっている

朝起きたらまず「部屋の照明をつける」という方は多いのではないでしょうか。私たちの暮らしにおいて、照明は欠かせない存在です。

では、あなたは普段、どのような基準で照明の「色」を選んでいますか?

市販の電球やシーリングライト(天井に直接取りつける照明器具)の照明の色は大きく分けて4種類あります。

  • 電球色(約2700K):オレンジがかった温かみのある光
  • 温白(おんぱく)色(約3500K):ややオレンジ系の温かみが入った、白っぽさのある光
  • 昼白(ちゅうはく)色(約5000K):昼間の太陽光に近い、自然な白っぽい光
  • 昼光(ちゅうこう)色(約6500K):蛍光灯のような、青みがかった白い光 

光の色は「色温度(ケルビン=K)」という単位で数値化されています。数値が低いほどオレンジ色、高いほど青白い色の光です。

これまで自分の好みの色で選んでいた方や、特にこだわりがなく適当に選んでいた方は、照明選びの基準を見直してみてください。

浴びる光の種類によってメラトニン分泌量が変わる
【関連記事】