『プレッシャー』(原題、全米公開中)は第2次大戦のノルマンディー上陸作戦を描いた映画だ。イギリス軍の気象専門家ジェームズ・スタッグは、連合軍総司令官ドワイト・アンゼンハワーに天候悪化のリスクを伝え、作戦の決行を遅らせるよう説得する。
本誌H・アラン・スコットがスタッグを演じたアンドリュー・スコットに話を聞いた。
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──この物語のどのあたりに魅力を感じたのか?
そもそも見当もつかない話だった。天気について、上陸作戦はもちろん、映画と絡めて考えたことはなかった。
──ジェームズ・スタッグという人物の魅力とは?
スタッグはとても謙虚だけれど、なかなか手ごわい人物だ。人から好かれているかどうかを気にするような人間として演じたくなかった。言いたいことははっきり言うし、周囲の人を味方に付けようなんて気はさらさらないけれど、自分が言わなければならないと思うことは、何とかして相手に聞かせようとする。そういう人物像がいいと思った。
『プレッシャー』は基本的に、抑制や自己統制を描いた物語だから、スタッグもできる限り感情を抑えるべきだと考えた。仕事の上でも、妊娠中の妻をめぐっても、スタッグへのプレッシャーは高まっていくが、その人が真のヒーローかどうかが分かるのはそういうときだ。差し迫った状況においても穏やかさを保ち、やるべきことをやり遂げられるかどうかが問われるんだ。
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