参加することだけで満足してはいけない

クラマーはJリーグを創設した先見の明をたたえ、日本は独自のスタイルを築けるし、築かなくてはいけないと指摘した。どこかで読んだのだが、彼は日本で学んだ「残心(最後まで油断しないこと)」の心構えを選手に説いたという。

W杯についてクラマーは「参加することだけで満足してはいけない」と助言した。この言葉には、いま別の意味ではっとさせられる。

もう日本代表に、このアドバイスは必要ない。準々決勝進出は手の届く目標だ。楽観は禁物だし、保証はないが、今の日本の目標は勝つために戦うこと──それだけだ。
 

※この記事は後編です。前編『2026年W杯は日本にとって大チャンス…日本サッカーを追い続けた英国人が見た、苦闘と勝利の30年』はリンクからご覧ください。

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