<砲撃戦にまで発展したタイとカンボジアの国境紛争。衝突による死者も出ているが、両国軍の規模や軍備には大きな隔たりがあるようだ>

タイ当局は7月24日未明、少なくとも12名がタイとカンボジアとの間で再び発生した衝突で死亡したと発表した。ここ数カ月にわたり両国間でくすぶり続けていた緊張が、24日に一気に爆発した格好だ。

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ロイター通信によると、タイのソムサック・テープスティン保健大臣は「11名の民間人と1名の兵士が砲撃により死亡した」と発表している。

これに対し、カンボジアのフン・マネット首相は、今回の衝突をタイによる「計画的な軍事的侵略」と位置付け、国連安全保障理事会に対応を求めた。一方、タイはカンボジアが先に発砲したと主張している。

両国間には長年にわたり国境を巡って争ってきた歴史がある。近年の緊張激化の遠因としては、今年5月にカンボジア兵士が国境紛争地域で死亡したことがある。

さらに、7月16日にはタイ軍兵士が紛争地域に設置された地雷の爆発で重傷を負った。タイはカンボジアが新たな地雷を設置したと非難したが、カンボジアはこれを否定している。翌17日にも爆発が起き、別のタイ軍兵士が負傷したものの、カンボジアは爆発物の設置を再度否定した。

数週間にわたり両国間の国境通行は制限されており、24日には双方が領有を主張する複数地点で衝突が報告された。タイは同日、国境封鎖を発表した。

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