<空からドローン、海からは海上ドローンで、標的を挟み撃ちに──ウクライナ当局がガス施設「ボイコタワー」の爆破映像を公開した>

ウクライナ保安庁(SBU)の5月19日の発表によると、ロシアが支配するウクライナ南部のクリミア半島付近で、ドローンを使って上空と海上からガス製造施設、通称「ボイコタワー」をドローンで攻撃。ロシアのレーダーシステムを損傷させた。

【動画】空と海から「挟み撃ち」の瞬間...ウクライナがガス施設「ボイコタワー」を爆破、ドローン視点の「緊迫の映像」を公開

ガス製造施設のレーダーシステムと倉庫をまず空からの攻撃で破壊し、即座に水上ドローンで攻撃を続行。同施設はロシア軍が上空と海上の活動監視に使用していたとされており、貯蔵庫と居住棟も破壊したという。

SBUが公開した映像は、同施設にドローンが接近する場面とされ、続く爆発で黒煙が立ち上っていた。

ウクライナ軍は黒海艦隊をクリミア半島東部のセバストポリから撤退させることに成功。ロシア軍は艦船の多くをノボロシースク基地方面に移動させており、ジョージアの分離独立派が支配するアブハジアにロシアが新たな基地を建設する様子を衛星画像がとらえていた。

ロシアは2014年にクリミア半島を一方的に併合して間もなく、ウクライナのガス採掘施設を相次ぎ接収。2023年9月には、ウクライナはボイコタワーを奪還したと発表した。

ウクライナ海軍は大型の艦船を保有していないが、軍や治安機関と連携してロシアの黒海艦隊を脅かしている。

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