<カリフォルニア大学の研究によると、フルクトース(果糖)をとりすぎると行動を司る脳の部分が縮み、無気力になるだけでなく、頭の働きが鈍くなるという...>

心の元気を取り戻し、再び気持ちを晴れやかにする「ベルンハルト・メソッド」の第2弾『落ち込みやすいあなたへ 「うつ」も「燃え尽き症候群」も自分で断ち切れる』(CEメディアハウス)より「第2章 うつになる10の原因とは」を一部編集・抜粋。

 

糖分──女性より男性のほうが危険

女性は男性よりずっと頻繁にうつ病を発症します。それは不思議ではありません。うつに関連のある薬を飲んでいるのは女性のほうが多いからです。このことは、避妊薬や更年期のホルモン剤の他に、合成甲状腺ホルモンのサイロキシンにもあてはまります。

そのかわりに女性のほうが少なくとも男性よりは砂糖の影響を受けにくいことが、ドイツの栄養学者アニカ・クヌッペルが率いるロンドン大学による調査でわかっています(*1)。

それによれば、1日に67gを超える砂糖をとる男性は、その半分しかとらない男性より5年以内にうつ病を発症する確率が23%も高くなるといいます。

驚いたことに、女性ではそのような現象は見られませんでした。そうは言っても、女性も糖分をとりすぎないように注意すべきなのはもちろんです。蜂蜜やフルクトース(果糖)など、健康に良いとされている糖分でもとりすぎれば害になります。

カリフォルニア大学の研究によると、フルクトースをとりすぎると神経細胞とシナプスの新しい形成のために活性化されるタンパク質が減少し(*2)、ついには行動を司る脳の部分が縮んでしまうといいます。そのため、無気力になるだけでなく、長い間には頭の働きが鈍くなります。

しかし、良い情報もあります。オメガ-3脂肪酸が豊富な食品は、フルクトースの悪影響を大幅に中和できるのです。亜麻仁油、クルミ油、菜種油などの油のほか、サーモン、マグロ、サバ、ニシンなどの脂肪を多く含む魚も、オメガ-3脂肪酸を豊富に含みます。

また、放し飼いの卵、アボカド、ほうれん草、カボチャ、牧草牛もお勧めです。

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