World Voice

ミャンマーでエンタメとクリエイトする日々

新町智哉|ミャンマー

ミャンマー人ってどんな人たち?

家族ぐるみで物売りをする人たちと:2022年4月筆者撮影

おはようございます。
ミャンタメP新町です。
今日も日中は30度越えのヤンゴンからミャンマーについて大いに語っていきたいと思います。
本題の前にお知らせを一つ。

World Voiceでの連載とは別に毎週放送しているラヂオ番組の放送後記という形でnoteに連載しています。
番組で取り上げたミャンマーニュースについてのコメントや、テーマトークで語り切れなかった話などを書きなぐっています。
是非ともご覧になってください。

「ミャンマー人ってどんなひとたちなの?」
こんな質問を受けるミャンマー関係者の人は少なくないと思います。
昨年(2023年)在日ミャンマー人は在日アメリカ人の数を抜いて日本で8番目に多い在日外国人になりました。
今後もかなりのスピードで増え続けると思われる日本におけるミャンマー人の存在感はますます増していくと思われます。

とは言えまだまだミャンマー人の認知というのはそれほど多いものではありません。
どんな人たち?
と言われても一言で表すのは難しいというのが正直なところです。
ミャンマー人でも色んな人がいるに決まっています。
ましてやこの国は136もの民族が存在しています。
それだけ多様性に溢れた国の人を日本人にもピンとくるような表現を探すのは簡単ではありません。

「温和で自己主張が少なく控えめな国民性」
ネットを調べるとこんな言葉が出てきます。
他にも
「敬虔な仏教徒で~」
とか
「親日である人が多く」
とか。
どれも間違いでは無いのですが、私としてはピタッと言い当てている気はしません。

ミャンマーに住みミャンマーの事を伝える以上、避けては通れない質問ではあるので住み始めた当初どう表現するのが良いか考え続けていました。
2014年にミャンマーに来て2年程経った頃でしょうか。
一通りという訳ではありませんが、それなりに沢山のミャンマーに人と接する経験を積めました。

そしてある時思ったのです。
「ミャンマー人はみんな無邪気」だなと。
警察にやっかいになるような人間から政治家、芸能人、ほんとに色んなジャンルの人と交流する機会がありました。
これはミャンマーにいる数少ない日本人という役得が大きかったのだと思いますが、本当に日本では会えないような人達との出会いがありました。

(私にとって)良い人も悪い人もいましたが、その全ての人が無邪気だったと感じたのです。
人として、社会人として立派な人も色んな意味でギリギリな人もここについては同じだなと感じていました。
今もそう思います。
私も普段はそう喜怒哀楽が外からみてハッキリわかる方では無いと思いますが、日本人はミャンマー人と比べると全体的にポーカーフェイスなのかなと思います。

あまりそういうのを外であからさまに出さないのが美徳という考えもあると思います。
私はミャンマー以外の国に住んだ事がないので他の国のことはよくわかりませんが、少なくともこの国であったミャンマーの人々はみんな屈託の無い表情で生きていると感じています。
時にそれが息苦しく感じる時もありますが、基本はそんなミャンマーの人たちに救われているところです。

日本は良くも悪くも「無味乾燥」なところがあり(わびさびなどは素敵な文化ですが)
ミャンマーは良くも悪くも「濃味湿潤」といったところでしょうか。
大原則として私はミャンマーの事が大好きであるという前提で聞いていただきたいところですが、このミャンマーの人の特徴によって日本人としてはとても困る事も少なくありません。
ですが、それはあくまで我々日本人の勝手なものさしで計った時です。

悪い事も無邪気に行ってしまうというのは色々社会的にも問題が大きいところではありますが、ミャンマーの人たちは良い事をするのにも躊躇がありません。
日本人であれば善行は美徳とされていますが、人に踏み込むという事をためらう気質も同時に持ち合わせています。

しかし、ミャンマーの人たちにはそれはありません。
それが度を超えたおせっかいだとしてもです。
なんせ無邪気な人たちですから。

こうした愛すべき無邪気なミャンマーの人たちに癒されている日本人は少なくありません。
恐らく日本で過ごすより素直になりやすい人の土壌があるのだと私は思っています。
私もそんなミャンマー人たちに色々と翻弄されながらも癒されている1人です。

更に私の場合はそんな無邪気なミャンマー人もビックリするようなとんでも発言や行動があり色々迷惑もかけているのでお互い様どころか「いつもご迷惑をかけてすいません」といったところだったりします。

ミャンマーに住んで2年の頃に思ったこの「無邪気なミャンマーの人たち」という考えは10年目の今も変わらず持ち続けています。
恐らくこの10年は日本の10年以上にミャンマーに激変をもたらした時期だと思います。
著しい経済発展からのコロナ、クーデター禍を経ての今で街も人も見た目は随分変わりました。

具体的に言うとロンジーの人が減り洋服を着ている人が増えたとか、普段タナカ(顔につけるどくとくな化粧にもなる制汗剤)を付ける人が減ったとか。

それでも私は沢山の無邪気な人たちに囲まれています。
「日本人が忘れたもの、無くしたがミャンマーにはある」というような表現をされる年配の方々もいるようですが、私は「日本人が心の奥底にしまっているものをミャンマーでは出しっぱなしにしている」というように表現できるのではないかなと感じています。

そんなミャンマーから我々日本人は今日も学ばせてもらわないといけないなと思う事ばかりです。
恐らくそれが経済指標などの数字で表されてくる日もそう遠くないと私はひいき目たっぷりで考えています。
日本発展の一つのカギとして「ミャンマーを贔屓すること」を掲げている私としては今後も無邪気なミャンマーの人たちと一緒に特にエンタメの事で頑張っていきたいなと思う日々です。

今日は無邪気なミャンマーの人たちについてお話ししました。
皆さんのミャンマーの人への印象なども教えていただけたら幸いです。
凄くシンプルにお伝えするなら、ただただ素敵な人たちです。

それでは、また明日。

 

Profile

著者プロフィール
新町智哉

映像プロデューサー。2014年からミャンマー最大都市ヤンゴンに在住。MAKE SENSE ENTERTAINMENT Co.,Ltd. GM。日緬製作スタッフによる短編コメディ「一杯のモヒンガー」でミャンマーワッタン映画祭のノミネートを皮切りに世界各国の映画祭で受賞。起業家、歌手、俳優としてもミャンマーで活動する。

Twitter:@tomoyangon
Instagram:tomoyangon
note:https://note.com/tomoyaan

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