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ナチスによる悲劇を「繰り返すわけにいかない」...イスラエル大使が語った、イラン攻撃の狙いと成果

2025年6月25日(水)18時45分
山田敏弘(国際ジャーナリスト)

イランの最高指導者であるアリ・ハメネイは、「イスラエルは除去されるべき腫瘍だ」と言う。ナチスはユダヤ人をネズミだ、ユダヤ人はドイツ民族の身体にできた癌だと言いました。そしてこの腫瘍は除去されなければならないと。私たちは歴史から学び、歴史は繰り返しません。

──今回、イスラエルはなぜイランへの攻撃したのか。

イランの核開発と長距離弾道ミサイルの製造です。アメリカのトランプ大統領は2カ月前にイランに60日の猶予を与えました。60日で「解決策を見つけよう」とイランに訴えた。イランはそれを実行せず、イスラエルは61日目に攻撃を始めました。

まず問題は、核兵器の開発です。IAEA(国際原子力機関)は先日、イランが欺瞞行為を行なっており、NPT(核兵器不拡散条約)の基準から逸脱していると述べました。イランは60%までウランの濃縮を行い、9発の原子爆弾を作れるほど十分なウランを保有した。

さらに原爆を搭載できる弾道ミサイルやUAV(無人戦闘機)を保有する計画も立てており、それをイランが支援するイエメンの過激派フーシ派に提供する計画だった。イスラエルに発射するように指示し、「核テロ」が起きる可能性があったのです。差し迫った脅威でした。私たちはその計画の情報を2018年に入手していました。

これはイランの「2027年計画」です。その計画はこうです。イランは核爆弾を作り、2万発の弾道ミサイルを所有し、フーシ派に提供する。そしてレバノンのシーア派組織ヒズボラ、シリア、イラクの民兵組織、フーシ派、ガザに拠点を置くイスラム組織ハマスやイスラム聖戦を支援する。そして2027年にイスラエルを核爆弾で攻撃し、主要都市を破壊。同時に、フーシ派、ヒズボラ、ハマス、シリアとイラクの民兵組織がイスラエルを襲う。

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